決算議会(第3回定例会の報告)
2011年10月08日 土曜日

9月6日に開会された第3回定例会が10月4日に閉会しました。

今回は平成22年度の決算認定作業だけでなく

補正予算提案に含まれていた中心部3中学校統合に関わる議案審査もあり

非常に重たいテーマを投げかけられた定例会でした。

今回の第3回定例会において取り上げたテーマと主張をご報告します。


9月7~9日 補正予算査等特別委員会

中心部3中学校統合を前提とした補正予算の提案に反対しました。

宮下案から常盤案に転換してきた経緯と

地域住民を交えて議論を進めてきた検討会議の設置を含めて

一定の手続きを踏んできたことは尊重すべきものとしても

統合地域の住民が一定の署名を集める反対活動を展開していることは重たい事実であり

学校統合の大前提である地域住民の理解と協力て進めていくという

市が定めた計画に明記をされている文言、またその計画の精神に照らして

その声に向き合う努力は必要であり、強引に進められるものではない。

仮に、このままでも対象地域の理解を得られると考えているのであれば

例えば当初案の際に行なったアンケート調査を常盤案としても再実施するなど

改めて、地域住民の意思を把握するなどの担保がなければ認められるものではない。

という主張のもと議案に反対しました(議会としては賛成多数により可決)。


9月20日 大綱質疑

平成22年度決算の検証で国民健康保険事業会計と市立病院事業会計を取り上げました。

国民健康保険事業会計は、昭和の時代から赤字決算が続きこれまで題視してきました。

最大で平成19年度には24億円を超える赤字決算となっていたものが

今回の平成22年度収支として11億円の黒字という劇的な黒字回復となりました。

たった3年間で35億円もプラスに転じたことになるわけです・・。

国保会計の累積赤字が解消されたことは評価しつつも

ここ数年、毎年度黒字になった一つの要因でもあった

医療費の過剰積算の問題とそれによる国保料への必要以上の転嫁の問題があります。

とりわけ高いと言われている旭川市の国民保険料ですが

ここ数年は結果的に最大で年間に8400円程度多く徴収してきたことになります。

こうした経過を踏まえた国保料の更なる軽減を求めました。

市立病院については、この2年間、資金収支ベースで赤字決算が続いています。

(平成21年 2億6000万円の赤字、平成22年 1億5900万円の赤字)

最大の原因では言うまでもなく整形外科常勤医の不在による診療縮小の影響であり

その影響額は平成20年で2億6000万円、21年で1億5900万円の減収を招きました。

求人に対して応募がないという現実的な課題はあるものの

市立病院事業会計の健全化に向けてまずは早期にこの問題を緊急的に対応すべきです。

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9月21日~10月4日 決算審査等特別委員会

旭川市への高等養護学校の誘致に向けた活動を展開してきましたが

一方で愛別町が周辺7町とともに誘致活動を展開していることの問題認識について

圏域としての調整を図る努力がなされてきたのか。

北海道教育委員会から調整を求められる心配はないのかを問いました。

市長からは愛別町との誘致活動の並立は双方に一定の了解を得て進められているので

当然、期待を持って進めているが結果に対しては協力体制を取り互いに禍根は残さない。

という答弁がありました。

道の教育委員会としてこの2者択一の判断ができるのかという懸念はなお残りますが

であれば、しっかりとその趣旨を伝え圏域としての考え方に理解を求めておくべき。

道教委が早期に判断できる環境を整えるべきと訴えました。


また、学校教育部の事業のうち太陽光発電整備費の決算認定に反対しました。

5830万円をかけて市内の小中学校5校に太陽光パネルを設置したこの事業。

市長の政策判断による事業実施と受け止めていますが極めて中途半端な事業です。

当初、予算の関係で全校設置は難しいので地域バランスを考慮して5校を選定

これを全市活用するとしていたものの結果的に他校が活用した事例は1件のみ。

全市活用に向けての投げかけは校長会議で紹介、活用を呼びかける程度のものでした。

旭川で太陽光パネルを用いた環境教育を実施すると大風呂敷を拡げたものの

これでは、実際は設置した5校(その後、改築時に高台小にも設置)だけの話です。

設置校と未設置校の違いをどう説明するのか。

これだけの予算を投じて実施した事業の評価としても到底理解できるものではありません。

(平成22年度一般会計決算の認定に反対。しかし、議会としては賛成多数で認定)


以上、大変長くなりましたが・・第3回定例会が終わりました。


次の第4回定例会は12月。

これまで継続的に問題提起をしてきた「旭川まちづくり会社」の再建問題。

今後の中心市街地の活性化にとって極めて重要な問題です。

未だ解決(前進)の目処が立っていないのでこの問題に焦点をあてていこうと考えています。

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